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曲阜
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年9月8日 (金)
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- | '''曲阜'''(きょくふ)は、中華人民共和国山東省済寧市曲阜市に位置する古代都市で、[[儒教]]開祖[[孔子]]の出身地であり、その墓と霊廟がある聖地。伝説的な君主である[[神農氏]]、[[黄帝]]、[[少昊]]らが都を置いたとされる地でもあり、その旧跡もある。周の初代武王の弟で、建国の功績者である'''周公旦'''が封じられた'''魯国''' | + | '''曲阜'''(きょくふ)は、中華人民共和国山東省済寧市曲阜市に位置する古代都市で、[[儒教]]開祖[[孔子]]の出身地であり、その墓と霊廟がある聖地。伝説的な君主である[[神農氏]]、[[黄帝]]、[[少昊]]らが都を置いたとされる地でもあり、その旧跡もある。周の初代武王の弟で、建国の功績者である'''周公旦'''が封じられた'''魯国'''の都として栄えた。首都[[北京]]から南480km、省都[[済南]]の南120kmにある。北73kmの済南の中間点には[[泰山]]がある。 |
==故城== | ==故城== | ||
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==郊外== | ==郊外== | ||
*[[曲阜四大書院]] | *[[曲阜四大書院]] | ||
- | **[[尼山書院]]:両親が孔子誕生を祈願した霊山'''尼山'''の東麓にある[[書院]]。 | + | **[[尼山書院]]:両親が孔子誕生を祈願した霊山'''尼山'''の東麓にある[[書院]]。'''昌平郷'''にある。 |
***[[夫子洞]]:孔子の生誕地。 | ***[[夫子洞]]:孔子の生誕地。 | ||
**[[洙泗書院]]:孔子が晩年に『詩経』『書経』を編纂し、『易』を整理し、弟子を育てた場所に建てられた書院。 | **[[洙泗書院]]:孔子が晩年に『詩経』『書経』を編纂し、『易』を整理し、弟子を育てた場所に建てられた書院。 | ||
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*[[魯王陵]]:魯王の陵墓。点在する。 | *[[魯王陵]]:魯王の陵墓。点在する。 | ||
*寿丘 | *寿丘 | ||
- | **[[景霊宮]]:[[三皇五帝]]の一人[[黄帝]] | + | **[[景霊宮]]:[[三皇五帝]]の一人[[黄帝]]の生誕地にあった霊廟。廃絶。 |
**[[少昊陵]]:三皇五帝の一人[[少昊]]の陵墓。 | **[[少昊陵]]:三皇五帝の一人[[少昊]]の陵墓。 | ||
*雛城 | *雛城 | ||
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**[[孟府]]:孟子の子孫が居住し政務を行った宮殿。 | **[[孟府]]:孟子の子孫が居住し政務を行った宮殿。 | ||
**[[孟林]]:孟子とその子孫の墓地。四基山の西麓。 | **[[孟林]]:孟子とその子孫の墓地。四基山の西麓。 | ||
+ | *[[石門寺]] | ||
- | [[category:中華人民共和国山東省]] | + | [[category:中華人民共和国山東省|*]] |
2017年9月8日 (金) 時点における最新版
曲阜(きょくふ)は、中華人民共和国山東省済寧市曲阜市に位置する古代都市で、儒教開祖孔子の出身地であり、その墓と霊廟がある聖地。伝説的な君主である神農氏、黄帝、少昊らが都を置いたとされる地でもあり、その旧跡もある。周の初代武王の弟で、建国の功績者である周公旦が封じられた魯国の都として栄えた。首都北京から南480km、省都済南の南120kmにある。北73kmの済南の中間点には泰山がある。