ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
臨済宗応燈関派
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年4月25日 (水)
(版間での差分)
(間の4版分が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
- | '''応燈関派'''(おうとうかんは)は、[[南浦紹明]](1235-1309)を開祖とし、[[大徳寺]]と[[妙心寺]]を本山とする[[臨済宗]]の[[禅宗の流派|流派]]。円通大応国師南浦紹明、興禅大燈国師[[宗峰妙超]](1282-1337)、無相大師[[関山慧玄]](1277-1360)の名から一文字ずつ取って応燈関と呼ぶ。江戸時代の[[白隠]] | + | '''応燈関派'''(おうとうかんは)は、[[南浦紹明]](1235-1309)を開祖とし、[[大徳寺]]と[[妙心寺]]を本山とする[[臨済宗]]の[[禅宗の流派|流派]]。円通大応国師南浦紹明、興禅大燈国師[[宗峰妙超]](1282-1337)、無相大師[[関山慧玄]](1277-1360)の名から一文字ずつ取って応燈関と呼ぶ。江戸時代の[[白隠]]を経て現在の臨済宗は全てこの流れを汲んでいる(黄檗派万福寺でも33世良忠如隆が白隠の系譜を継ぐ)。'''大応派'''ともいう。特にゆかりの深い現代の教団としては[[臨済宗大徳寺派]]と[[臨済宗妙心寺派]]がある。 |
+ | |||
+ | == 本山級 == | ||
+ | *[[大徳寺]] | ||
+ | *[[妙心寺]] | ||
+ | *[[尾張・瑞泉寺]] | ||
+ | *[[祥雲寺]] |
2018年4月25日 (水) 時点における最新版
応燈関派(おうとうかんは)は、南浦紹明(1235-1309)を開祖とし、大徳寺と妙心寺を本山とする臨済宗の流派。円通大応国師南浦紹明、興禅大燈国師宗峰妙超(1282-1337)、無相大師関山慧玄(1277-1360)の名から一文字ずつ取って応燈関と呼ぶ。江戸時代の白隠を経て現在の臨済宗は全てこの流れを汲んでいる(黄檗派万福寺でも33世良忠如隆が白隠の系譜を継ぐ)。大応派ともいう。特にゆかりの深い現代の教団としては臨済宗大徳寺派と臨済宗妙心寺派がある。