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黒川春日神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年4月19日 (木)
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+ | 創建は不詳。807年(大同2年)の創建ともいう。大宝寺城主武藤氏が崇敬し、天正年間にも造営されている。1609年(慶長14年)造営。1674年(延宝2年)藩主酒井忠義が本殿を再建。1739年(元文4年)拝殿を造営。例祭・王祇祭では「王祇様」と呼ばれる御神体を上下二つの宮座の当屋に迎える。黒川能はこの時奉納される。境内には[[皇子塚]]があり、この地流された[[後小松天皇]]第三皇子の小川宮を葬るともいう(小川宮は皇太子だったが京都で急死夭折したとするのが一般の説)。別当として[[真言宗智山派]]法光院があった。1924年(大正13年)10月に県社昇格(神道史大辞典)。20年ごとの[[式年大祭]]が行われており、直近は2018年(平成30年)。 | ||
+ | (日本歴史地名大系、黒川能保存会ウェブサイト) | ||
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2018年4月19日 (木) 時点における最新版
春日神社(かすが・じんじゃ)は、山形県鶴岡市黒川にある春日信仰の神社。県社。祭神は健御雷命・伊波比主命・天津児屋根命・比売神。黒川能が奉納される神社として知られる。旧称は新山明神。
歴史
創建は不詳。807年(大同2年)の創建ともいう。大宝寺城主武藤氏が崇敬し、天正年間にも造営されている。1609年(慶長14年)造営。1674年(延宝2年)藩主酒井忠義が本殿を再建。1739年(元文4年)拝殿を造営。例祭・王祇祭では「王祇様」と呼ばれる御神体を上下二つの宮座の当屋に迎える。黒川能はこの時奉納される。境内には皇子塚があり、この地流された後小松天皇第三皇子の小川宮を葬るともいう(小川宮は皇太子だったが京都で急死夭折したとするのが一般の説)。別当として真言宗智山派法光院があった。1924年(大正13年)10月に県社昇格(神道史大辞典)。20年ごとの式年大祭が行われており、直近は2018年(平成30年)。 (日本歴史地名大系、黒川能保存会ウェブサイト)