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月林寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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2020年4月13日 (月) 時点における版
月林寺は、平安京郊外にあった古代寺院。天台宗か。現在の曼殊院の周辺という。
歴史
比叡山西麓の「西坂本」にあった「叡山三千坊」の一つと思われる。 『西宮記』に記載があり、寛平年間(889-898)以前の創建という。 964年以後は大学寮北堂の学生らが勧学会を開き、以後、親林寺と共に勧学会の場として定着した。 桜の名所として知られ、967年2月、左大臣藤原実頼が花見に訪れた(日本紀略)。 廃絶時期は不詳。 (『日本歴史地名大系』)