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最宝寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | '''最宝寺'''(さいほうじ)は、神奈川県横須賀市にある[[浄土真宗]]寺院。初期の[[麻布門徒]]の寺院とみられる。建久6年、[[源頼朝]]が[[鎌倉]]弁ケ谷に甥の[[明光]]を開山として創建。[[天台宗]]で[[薬師如来]]を本尊としていたが、承元3年、明光は[[親鸞]] | + | '''最宝寺'''(さいほうじ)は、神奈川県横須賀市にある[[浄土真宗]]寺院。初期の[[麻布門徒]]の寺院とみられる。建久6年、[[源頼朝]]が[[鎌倉]]弁ケ谷に甥の[[明光]]を開山として創建。[[天台宗]]で[[薬師如来]]を本尊としていたが、承元3年、明光は[[親鸞]]に師事して六老僧になったという。明光は後に中国地方に布教し、[[明光派]]を形成したことから中国地方に末寺が多数あった。大永元年、現在地に移転。[[浄土真宗本願寺派]]。'''野比最宝寺'''。(『日本歴史地名大系』) |
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2017年5月1日 (月) 時点における版
最宝寺(さいほうじ)は、神奈川県横須賀市にある浄土真宗寺院。初期の麻布門徒の寺院とみられる。建久6年、源頼朝が鎌倉弁ケ谷に甥の明光を開山として創建。天台宗で薬師如来を本尊としていたが、承元3年、明光は親鸞に師事して六老僧になったという。明光は後に中国地方に布教し、明光派を形成したことから中国地方に末寺が多数あった。大永元年、現在地に移転。浄土真宗本願寺派。野比最宝寺。(『日本歴史地名大系』)