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基王墓
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年4月27日 (火)
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奈良県奈良市法蓮佐保山にある'''基王'''(もといおう、727-728)の墓。基王は[[聖武天皇]]皇子。基親王とも。'''那富山墓'''(なほやまのはか)。近くに[[元明天皇陵]]や[[元正天皇陵]]がある。[[東大寺関連旧跡]]。 | 奈良県奈良市法蓮佐保山にある'''基王'''(もといおう、727-728)の墓。基王は[[聖武天皇]]皇子。基親王とも。'''那富山墓'''(なほやまのはか)。近くに[[元明天皇陵]]や[[元正天皇陵]]がある。[[東大寺関連旧跡]]。 | ||
2021年4月27日 (火) 時点における最新版
奈良県奈良市法蓮佐保山にある基王(もといおう、727-728)の墓。基王は聖武天皇皇子。基親王とも。那富山墓(なほやまのはか)。近くに元明天皇陵や元正天皇陵がある。東大寺関連旧跡。
『続日本紀』に「葬於那富山」とある。 皇室治定の陵墓名には通常は被葬者の人名が使われるが、ここは「那富山墓」とのみ呼ばれている。『続日本紀』に「基王」とあるのは「某王」の誤記だとする説によると思われる。 自然石に線刻を施した「那富山墓線刻石」がある。