出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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蓮華清浄寺は、京都府京都市右京区嵯峨大覚寺門前六道町にあった臨済宗の院家寺院。大聖寺門跡に所属。跡地に遊義門院〓子内親王の今林陵がある。蓮華清浄院とも。
1307年(徳治2年)、皇后が亡くなると、後宇多上皇は遺骸を嵯峨今林殿に移し火葬にした。その翌日に落飾。今林殿に遊義門院を弔うための法華堂を建立した。これが蓮華清浄寺の起源。
詳細は不詳。明治初年に廃絶となった。皇后の宝篋印塔が残る。
上善寺の本尊は蓮華清浄寺の旧本尊という。