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院家寺院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年12月29日 (土)

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院家寺院は、門跡寺院に付属してその職務を補佐する寺院。院室ともいう。子院(山内寺院、塔頭、寺中、寺家、宿坊)がそれを担うことが多いが、地方の寺院に名誉的に称号として与えることもあり、院室兼帯寺院と言った。本願寺も末寺に院家の格式を与えて統制したが(本願寺の院家寺院)、特に由緒ある寺院を東本願寺では五箇寺と呼んだ。本山修験でも聖護院は末寺に院室号を与えて寺格とした(修験道本山派の先達寺院)。尼門跡の院家寺院も参照。


『和漢三才図会』(東洋文庫、現代語訳、151頁)には「宇多・朱雀二天皇が落飾して仁和寺に入られ、御門跡の号はここから始まる。その時従って出家した貴族を院家衆と称する。これより門跡寺には必ず院家がある」となる。


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