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飛鳥坐神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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飛鳥坐神社(あすかにいます・じんじゃ)は、奈良県高市郡明日香村(大和国高市郡飛鳥)にある神社。祭神は事代主神・高皇産霊命・飛鳥三日比売命・大物主命。官社。名神大社。村社。(参考:同名神社飛鳥神社)
歴史
『出雲国造神賀詞』に登場する飛鳥の神奈備の祭祀を受け継ぐとされる。『神賀詞』には「賀夜奈流美命」とあるが、『延喜交替式』には「賀屋鳴比女命」とあり、現在は「飛鳥三日比売命」とされる。飛鳥の神奈備の地は諸説あるが、のちに鳥形山の現在地に遷座したという。中世には元伊勢の笠縫邑とする信仰も生じた。1725年(享保10年)焼失。1781年(天明1年)に再建。境内社として中之社、飛鳥山口坐神社、八幡神社などがある。八幡神社には宮座がある。
四裔神として加夜奈留美命神社・太玉命神社・櫛玉命神社・飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社がある。 分社と伝える神社として瑜伽神社、飛鳥神並神社、京終天神社、出羽・飛鳥神社などがある。
(日本歴史地名大系)