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安曇寺(あずみでら)は摂津国にあった古代寺院。阿曇氏の氏寺と考えられている。『日本書紀』の或本によると、654年(白雉5年)7月、安曇寺で療養していた僧旻を孝徳天皇が行幸して見舞った。跡地については諸説あり、『摂津志』では南区安堂寺町、『日本歴史地名大系』では北区野崎町に比定する。京都安祥寺に安曇寺の銅鐘が伝わり、銘文は「安祥寺鐘銘」として知られる。阿曇寺。渡辺安曇寺。