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関大明神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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関大明神社(せきだいみょうじんしゃ)は大阪府三島郡島本町山崎(摂津国三島郡)にある道祖神信仰の神社。祭神は大己貴命・天児屋根命。摂津国と山城国の境界に位置する。関戸大明神ともいう。
歴史
祭神の異説として伯耆大山の神である大智明神が挙がる。1398年(応永5年)成立の『大山寺縁起』によると、1094年(嘉保1年)、強訴のため大智明神の神輿を奉じて上洛した伯耆・大山寺の衆徒が、排撃されこの地に落ち延びた時、「山崎関戸ノ宮」に神輿を捨てて敗走したという。既にあった境界の神に大智明神が合祀されたのかもしれない。(日本歴史地名大系)