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京極寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2020年5月22日 (金) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
京極寺は京都府京都市北区小山下総町にある真言宗寺院。本尊は薬師如来。平安京外の東京極大路の東、三条大路の北(中京区弁慶石町)にあり、のち上京区上御霊竪町に移転した。単立。三条京極寺。京極律寺。山号は高陽山。 鎮守として京極八幡宮があった。
歴史
774年、開成皇子が創建。当初は天台宗だった。 782年、高陽親王(賀陽親王?)が2世となった。嵯峨天皇の勅願所となった。 京極八幡宮は赤八幡宮、京極寺八幡宮ともいわれ、日吉大社の末社だった。 延暦寺衆徒の強訴のためにたびたび神輿振りが行われた。
1259年、宗観が中興。
律宗になったのはこの時か。
応仁の乱で焼失。足利義尚が復興。
応仁以来は仁和寺門跡の末寺となった。
大正年間に現在地に移転。
(『日本歴史地名大系』ほか)