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京都塩竈・金光寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2021年8月1日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
金光寺(こんこうじ)は、京都府京都市下京区本塩竈町にある時宗寺院。本尊は阿弥陀如来。かつての時宗市屋派の拠点寺院。市姫神社を鎮守とする。空也が創建したとされ、一遍も訪れている。最勝王院。通称は市屋道場、一夜道場、市姫金光寺。山号は市中山。しばしば混同されるが七条道場金光寺とは別寺院。(参考:同名寺院金光寺)
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歴史
承平年間、空也が平安京東市に祀られている市姫神社の神勅を得て創建。 元は薬師如来を本尊とした。 1286年(弘安9年)、一遍が京都に訪れた際、空也を慕って逗留し、念仏教化。 老若男女が群参し、ついに住職の俊暁は一遍に帰依して作阿と名乗った。
年代は異なるが、『一遍聖絵』に1284年(弘安7年)に一遍が金光寺を訪れ、踊躍念仏の踊り場を開いたことが描かれており、訪問は史実とみられる。 1591年(天正19年)、本願寺の移転で土地を明け渡して現在地に移転した。
朱印地28石。
1788年(天明8年)、1864年(元治1年)焼失。 (『日本歴史地名大系』)
組織
住職
資料
古典籍
- 『金光寺縁起』: