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稲田の草庵は常陸国笠間郡(茨城県笠間市稲田)にあった親鸞の草庵。越後流罪を赦された後、小島の草庵を経て1217年(建保5年)から約20年間、この地を拠点に関東布教を行ったという。主著『教行信証』を記したのもこの地という。西念寺がその旧跡とされ、また新潟県上越市の浄興寺も稲田の草庵の後身と伝える。