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一向寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2022年2月24日 (木) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
一向寺(いっこうじ)の同名寺院。一向門流の寺院が多く、多くは一向が開創したとの伝承を持つ。
一覧
- 宇都宮・一向寺:栃木県宇都宮市西原。下野国河内郡。現在は時宗。一向門流の多くの寺は1942年(昭和17年)に単称浄土宗に転属したが、一向寺は単称時宗に残留した。宇都宮家の菩提寺として栄えた。宇都宮一向寺。
- 堀米・一向寺:栃木県佐野市堀米町。下野国安蘇郡。現在は浄土宗。1275年(建治1年)一向が念仏堂を建てたのが始まりと伝える。衆人の懇請により一向は鉦と源信自筆の阿弥陀仏画像3幅を与えた。1284年(弘安7年)、礼智阿を迎えて伽藍を建立。1379年(康暦1年)の板碑がある。
- 常陸・一向寺:茨城県筑西市小栗。常陸国真壁郡。現在は浄土宗。一向門流の拠点寺院。現在は単称浄土宗に所属。小栗一向寺。
- 下総・一向寺:茨城県古河市長谷。下総国葛飾郡。現在は時宗。弘安年間、一向が創建したと伝える。
- 一向寺:岐阜県。美濃国安八郡河崎。不詳。一向門下の讃阿が創建。廃絶か。
- 前浜一向堂:鎌倉の由比ケ浜にあった。詳細不詳。