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峨嵋山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2016年6月21日 (火) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
峨嵋山(がびさん)は、中国四川省峨眉山市にある、普賢菩薩の霊山。道教の霊山でもある。中国仏教四大霊山の一つ。約70の寺院があるという。成都の西南130kmにある。標高3099m。
報国寺、峨嵋山・万年寺、洪椿坪、洗象池、金頂(以上、重点寺院)などの寺院より構成されている。 楽山大仏も近い。
一覧
- 報国寺:重点寺院。登山の拠点。元は会宗堂といった。明光が明代の万暦年間に建立。元は伏虎寺と谷を挟む位置にあったが、清代に現在地に移った。
- 伏虎寺:心庵が創建。宋代には龍神堂。土性という僧が仏頂尊勝陀羅尼塔を建て虎の災いを防いだため改名した。
- 雷音寺:明代には観音堂と呼ばれた。
- 華厳寺:廃絶。六大古寺。背後に玉女池がある。
- 純陽殿:明代の万暦13年(1585)に創建。呂賓洞を祀る道教廟だったが、清代には弥勒が祀られた。近くに普賢菩薩が登山の時に休息したという普賢石がある。
- 慧灯寺:廃絶。
- 神水閣:
- 大峨寺:明代には福寿庵と言った。
- 中峰寺:晋代は乾明観という道教廟だった。古寺。
- 清音閣:
- 牛心寺:
- 洪椿坪:重点寺院。
- 九老洞:
- 仙峰寺:
- 白龍寺:
- 金龍寺:
- 峨嵋山・万年寺:峨嵋山の中心寺院。重点寺院。晋代の創建時に普賢寺といい、唐代に白水寺、宋代に白水普賢寺と言った。明の万暦年間に聖寿万年寺。
黒水華厳寺
中峰寺
乾昭寺
光相寺
典籍
- 『峨嵋志』
参考文献
- 鎌田茂雄『中国四大霊山の旅』