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北廟
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2013年8月24日 (土) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
ソウルにある関帝廟。
ソウルには三つの関帝廟(南廟・東廟・北廟)があったが、その一つである。 壬辰丁酉倭乱(文禄・慶長の役)での明軍の勝利は関羽の加護によるものとの信仰が広がった。
高宗21年、高宗が清国兵営に避難したことがあったが、この地にあった。
その後、高宗および王妃ともに関羽の霊験を感じて、高宗22年秋に再建した。
光武5年、「関帝廟」と称した。
隆煕2年7月、宮内府による祭祀は廃絶となり、維持祭典は民間に委ねられた。1913年(大正2年)5月、東廟に合祀した。 1930年(昭和5年)4月、跡地に中央仏教専門学校が設立されている。
(『京城府史』)