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九華山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2015年3月8日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
九華山は、中国の安徽省池州市青陽県九華山風景区にある、地蔵菩薩の霊山。九子山ともいう。
地蔵菩薩の化身とされる金喬覚(新羅の王族)が8世紀唐代中期に入山したのが開創とされる。化城寺、肉身殿(金喬覚墓所。九華山の中心)、百歳宮、甘露寺(九華山仏教協会)、祗園寺、天台寺、旃檀林、慧居寺、上禅堂(以上、重点寺院)などの寺院より構成されている。かつては300寺以上あったが、現在は78寺あるという。禅宗(主に臨済宗)と浄土宗が中心である。道教の習合が目立つ。「肉身菩薩」信仰(ミイラ信仰)がある。
麓の蕪湖市街の赭山には小九華と呼ばれる広済寺がある。