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みろく殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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みろく殿(みろくでん)は、京都府綾部市の大本梅松苑にある神殿。平成4年(1992)に長生殿が完成するまで梅松苑の中心神殿だった。大本関連旧跡。
昭和28年(1953)に仮殿の彰徳殿に代わり建立。現在、大本皇大神を祀るほか、祖霊社と平成20年(2008)奉斎の万霊社が合祀されている。戦前にも五六七殿(みろくでん)という名前の拝殿があった。
信徒の祖霊を祀る祖霊社は明治45年(1912)建立で大正9年(1914)金龍殿内に遷座してまつられていたが弾圧事件で一度姿を消した。昭和22年(1947)に復興して翌年彰徳殿への遷座を経て32年にみろく殿に合祀された。万霊社は「世界各地の戦争や災害、不慮の事故などで亡くなられた犠牲者のみたま」を祭神とする。