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覚樹王院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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覚樹王院(かくじゅおういん)は東京都江東区深川にあった天台宗寺院。輪王寺宮の院室兼帯寺院。廃絶。旧称は大泉寺。意成院。山号は法輪山。(参考:同名寺院大泉寺)
歴史
元は大泉寺と称して葛飾郡淡野須村(東京都葛飾区)にあった。1753年(宝暦3年)、将軍徳川吉宗の帰依を得た玄照が大泉寺を湯島に移転して輪王寺宮から覚樹王院の号を賜った。1772年(安永1年)類焼。翌年、深川に移転。明治10年代に墨田区堤通の木母寺に合併した(あるいは『東洋文庫 東都歳事記』注によると1888年(明治21年)10月、廃絶した木母寺の名に改称したという)。(日本歴史地名大系)