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江戸・法明寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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法明寺(ほうみょうじ)は、東京都豊島区南池袋にある日蓮宗寺院。本尊は十界大曼荼羅。鬼子母神堂で知られる。山号は威光山。(参考:同名寺院法明寺)
歴史
810年(弘仁1年)の創建。元は威光寺という真言宗寺院だった。日蓮門下の日源(実相寺や碑文谷法華寺を創建)が入り、法明寺と改称した。15世日了は不受不施を唱えて1665年(寛文5年)、日堯と共に讃岐丸亀藩に配流となった。1701年(元禄14年)、久遠寺から日教が21世として入り久遠寺末となる。子院として大行院(東陽坊)・真乗院・観静院・知足院・法仙坊・善住坊・信領坊・顕性坊があった。
鬼子母神堂は大行院の管轄だったが、のち本坊直轄となる。また鬼子母神堂の元宮として清土鬼子母神堂がある。 (日本歴史地名大系、国史大辞典)