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鶴田・紫尾神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2020年3月25日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
紫尾神社は鹿児島県薩摩郡さつま町鶴田にある神社。祭神は瓊瓊杵命・彦穂穂手見命・鵜草葺不合命。国史見在社。県社。別当は天台宗神興寺。紫尾山三所権現。
歴史
紫尾山(高さ1066m)を神体山とする。 元は山頂近くの現在の上宮神社のあたりにあったという。 出水・紫尾神社と鶴田紫尾神社に分祀された。 『三代実録』866年(貞観8年)4月7日、紫美神が正六位上から従五位下に昇叙。 868年(貞観10年)3月8日にも紫美神が正六位上から従五位下に昇叙。 同じ内容の記事が2回出ていることについて2社それぞれのことを記す見解と、誤記とする見解がある。
祭神は伊弉冉尊・事解男命・速玉男命の熊野三神とする説もある。 1872年(明治5年)県社列格(神道史大辞典)。 (日本歴史地名大系)