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エローラ石窟寺院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年1月11日 (日)
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- | + | 仏教窟(第1〜12窟)、ヒンドゥー窟(第13〜29窟)、ジャイナ窟(第30〜34窟)が並んでいる。6〜9世紀にかけて造られ、仏教窟かヒンドゥー窟がもっとも古く、ジャイナ窟が最も遅い。仏教窟は7〜8世紀に造られ、アジャンターより時代が下り、仏教石窟寺院としては最後期のものである。第10窟が唯一のチャイティヤ窟である。僧室窟では部屋数が減り、仏殿風のものが増える。簡素なものもあり、衰退を見せているといえるという。石窟寺院としてはもっとも多く密教美術が残されており、特に第11-12窟が注目される。最初、仏教窟として造られ始めたものが、途中でヒンドゥー窟に変更されたものもあるという。ヒンドゥー窟では、第16窟のカイラーサ寺院が有名。 | |
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2015年1月11日 (日) 時点における最新版
エローラ石窟寺院 Ellora Caves | |
概要 | インドを代表する石窟寺院。 |
所在地 | インド共和国マハーラーシュトラ州エローラ |
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目次 |
概要
仏教窟(第1〜12窟)、ヒンドゥー窟(第13〜29窟)、ジャイナ窟(第30〜34窟)が並んでいる。6〜9世紀にかけて造られ、仏教窟かヒンドゥー窟がもっとも古く、ジャイナ窟が最も遅い。仏教窟は7〜8世紀に造られ、アジャンターより時代が下り、仏教石窟寺院としては最後期のものである。第10窟が唯一のチャイティヤ窟である。僧室窟では部屋数が減り、仏殿風のものが増える。簡素なものもあり、衰退を見せているといえるという。石窟寺院としてはもっとも多く密教美術が残されており、特に第11-12窟が注目される。最初、仏教窟として造られ始めたものが、途中でヒンドゥー窟に変更されたものもあるという。ヒンドゥー窟では、第16窟のカイラーサ寺院が有名。
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参考文献
- 神谷武夫『インド建築案内』
脚注
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