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ティベリナ島のアスクレピオス神殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年6月25日 (木)
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- | + | '''ティベリナ島のアスクレピオス神殿'''は、[[ローマ]]市街地を流れるティベリナ川のティベリナ島にあった、[[古代ギリシア]]の医療神[[アスクレピオス]]を祀る神殿。ローマで疫病が流行した時に創建された。 | |
アスクレピオス信仰の中心地、[[エピダウロスのアスクレピオス神殿|エピダウロス]]から分霊するためにクイントゥス・オグルニウスらが使節団として派遣されたところ、神殿の中から神々しい大蛇が出現し、使節団の船に乗り込んでいった。この蛇は、使節団の船がアンティウムに入港すると、上陸し、しばらくして戻った。ティベリナ川をさかのぼっているときに、ティベリナ島に遷ったので、ここに神殿が創建された。 | アスクレピオス信仰の中心地、[[エピダウロスのアスクレピオス神殿|エピダウロス]]から分霊するためにクイントゥス・オグルニウスらが使節団として派遣されたところ、神殿の中から神々しい大蛇が出現し、使節団の船に乗り込んでいった。この蛇は、使節団の船がアンティウムに入港すると、上陸し、しばらくして戻った。ティベリナ川をさかのぼっているときに、ティベリナ島に遷ったので、ここに神殿が創建された。 |
2015年6月25日 (木) 時点における最新版
ティベリナ島のアスクレピオス神殿は、ローマ市街地を流れるティベリナ川のティベリナ島にあった、古代ギリシアの医療神アスクレピオスを祀る神殿。ローマで疫病が流行した時に創建された。
アスクレピオス信仰の中心地、エピダウロスから分霊するためにクイントゥス・オグルニウスらが使節団として派遣されたところ、神殿の中から神々しい大蛇が出現し、使節団の船に乗り込んでいった。この蛇は、使節団の船がアンティウムに入港すると、上陸し、しばらくして戻った。ティベリナ川をさかのぼっているときに、ティベリナ島に遷ったので、ここに神殿が創建された。