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ブヘンのホルス神殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年6月29日 (月)
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- | '''ブヘンのホルス神殿'''は、スーダン北部ヌビア地方の城塞都市ブヘン(ブーヘン)にあった、[[ホルス]]を祀る神殿。 単に「'''ブヘン神殿'''」(Temple of Buhen)といった場合、この神殿を指す。 | + | '''ブヘンのホルス神殿'''は、スーダン北部ヌビア地方の城塞都市ブヘン(ブーヘン)にあった、[[古代エジプト]]の天空神[[ホルス]]を祀る神殿。 単に「'''ブヘン神殿'''」(Temple of Buhen)といった場合、この神殿を指す。 |
ハトシェプストとトトメス3世が創建。塔門、前庭、前室、至聖所、副室3から構成。 | ハトシェプストとトトメス3世が創建。塔門、前庭、前室、至聖所、副室3から構成。 | ||
2015年6月29日 (月) 時点における最新版
ブヘンのホルス神殿は、スーダン北部ヌビア地方の城塞都市ブヘン(ブーヘン)にあった、古代エジプトの天空神ホルスを祀る神殿。 単に「ブヘン神殿」(Temple of Buhen)といった場合、この神殿を指す。 ハトシェプストとトトメス3世が創建。塔門、前庭、前室、至聖所、副室3から構成。
隣国エジプトのアスワンハイダム建設で水没を避けるために、1963年から1967年にかけてアメリカの資金援助によって、首都ハルツームの博物館に前庭の一部、前室、至聖所が移築された。同博物館には、アクシャ神殿、セムナのデドウェン神殿、クンマ神殿も移築されている。 (関廣尚世2010「スーダン共和国におけるヌビア遺跡群の現状と文化財保護における課題」[1])