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マナサロワール湖
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
マナサロワール湖
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'''マナサロワール湖'''(瑪旁雍錯、Manasarovar Lake)は、チベット西部の[[カイラス山]]の南にある聖なる湖。[[チベット三大聖湖]]の一つ。「'''神湖'''」などとも呼ばれる。[[チベット仏教]]、[[ヒンドゥー教]]の聖地。かつては[[ガンジス川]]の源流とも信じられた。[[カイラス三大聖地]]の一つ。チュ・ゴンパ(即鳥寺)が湖畔にある。 ヒンドゥー教では、[[ブラフマー]]の息子たちが修行しているときに喉の渇きを癒やすために父神に頼んで作ってもらったと言われる、あるいは、 [[シヴァ]]妃パールヴァティーの前世サティが自殺したときに屍体が天からバラバラになって落ちたとされる[[女神の座所]]の一つで、ここには右の掌が落ちたとされる。 チベット仏教では、[[ミラレパ]]がボン教の魔術師ナロープンチュンと最初に遭遇したところとされ、その後、神通力争いで勝ったことから、不敗の湖 '''マパムユムツォ'''、'''ツォマパム'''と呼ばれる。 ==参考文献== *宮本久義 2003『ヒンドゥー聖地 思索の旅』山川出版社 [[category:中華人民共和国チベット自治区]]
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