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亀ノ瀬
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年11月15日 (日)
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'''亀ノ瀬'''(かめのせ)は、奈良県北葛城郡王寺町と大阪府柏原市の境界にある大和川の峡谷。[[修験道]]の霊場[[葛城山]]の北端に当たり、川中にある亀石が[[葛城二十八経塚]]第28番。 | '''亀ノ瀬'''(かめのせ)は、奈良県北葛城郡王寺町と大阪府柏原市の境界にある大和川の峡谷。[[修験道]]の霊場[[葛城山]]の北端に当たり、川中にある亀石が[[葛城二十八経塚]]第28番。 | ||
『扶桑略記』によると、治安3年(1023)、[[藤原道長]]が[[高野山]]参詣の帰途に亀ノ瀬を通っている。 | 『扶桑略記』によると、治安3年(1023)、[[藤原道長]]が[[高野山]]参詣の帰途に亀ノ瀬を通っている。 |
2020年11月15日 (日) 時点における最新版
亀ノ瀬(かめのせ)は、奈良県北葛城郡王寺町と大阪府柏原市の境界にある大和川の峡谷。修験道の霊場葛城山の北端に当たり、川中にある亀石が葛城二十八経塚第28番。 『扶桑略記』によると、治安3年(1023)、藤原道長が高野山参詣の帰途に亀ノ瀬を通っている。 多くの奇岩があったが、明治5年から開削工事や昭和の地滑りで地形は大きく変わり、亀石のみ残るという。 (日本歴史地名大系)