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五台山・南禅寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2016年6月24日 (金)
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'''南禅寺'''(なんぜんじ)は、中国山西省の[[五台山]]台外にある寺院。本堂の「大仏殿」は唐代782年に再建された中国現存最古の木造建築である。 | '''南禅寺'''(なんぜんじ)は、中国山西省の[[五台山]]台外にある寺院。本堂の「大仏殿」は唐代782年に再建された中国現存最古の木造建築である。 | ||
五台県城の西約13キロのところにある。廃仏や戦乱などで破壊されることが多い寺院の中で、唐代の建築が残っているのは極めて少ない。梁の下の墨書に建中3年(782)とある。[[釈迦]]、[[普賢]]、[[文殊]]の三尊が本尊で、合計17体の唐代の塑像が残されている。石造の獅子や塔は南北朝時代の遺物と考えられている。 | 五台県城の西約13キロのところにある。廃仏や戦乱などで破壊されることが多い寺院の中で、唐代の建築が残っているのは極めて少ない。梁の下の墨書に建中3年(782)とある。[[釈迦]]、[[普賢]]、[[文殊]]の三尊が本尊で、合計17体の唐代の塑像が残されている。石造の獅子や塔は南北朝時代の遺物と考えられている。 | ||
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2016年6月24日 (金) 時点における最新版
南禅寺(なんぜんじ)は、中国山西省の五台山台外にある寺院。本堂の「大仏殿」は唐代782年に再建された中国現存最古の木造建築である。 五台県城の西約13キロのところにある。廃仏や戦乱などで破壊されることが多い寺院の中で、唐代の建築が残っているのは極めて少ない。梁の下の墨書に建中3年(782)とある。釈迦、普賢、文殊の三尊が本尊で、合計17体の唐代の塑像が残されている。石造の獅子や塔は南北朝時代の遺物と考えられている。 (参考:同名寺院南禅寺_(同名))