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仏向寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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2019年5月15日 (水) 時点における版
仏向寺(ぶっこうじ)は、山形県天童市小路(出羽国村山郡)にある浄土教の寺院。蓮華寺と共に一向門流の本山級寺院。本尊は阿弥陀如来。一向が創建。江戸時代には同様に踊躍念仏を行う時宗への所属を余儀なくされた。昭和前期には時宗の支配を嫌って、末寺と共に浄土宗知恩院派に転属したが、事実上浄土宗に吸収されつつあるのが現状。称名院。山号は宝樹山。
目次 |
歴史
一向は1278年、天童城主源頼直に迎えられて成生に創建。 里見氏の天童城整備で城下町に移転。里見氏の菩提寺となった。
貞享年間、蓮華寺と本末を争ったが、幕府は蓮華寺を本山とする裁決を下した。
組織
住職
- 1一向俊聖()<>:
- 2義阿()<>:
- 3弁阿()<>:
- 4善阿()<>:
- 5良阿()<>:
- 6空阿()<>:
- 7専阿()<>:
- 8得阿()<>:
- 9
- 10
- 16法阿()<>:
- 35正阿空室()<>:
- 称与
- 伝了()<>:1832年(天保3年)遠島
- 草野弁良
- 54井沢隆徳()<>:蓮華寺を兼務。
資料
- 『宝樹山称名院仏向寺血脈譜写』:西沢文書
- 『時宗一向派仏向寺長並中末寺書上』
- 『仏向寺末開基録』:蓮華寺蔵