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護法寺(ごほうじ)は、京都伏見にあった平氏ゆかりの古代寺院。出雲寺や毘沙門堂門跡の前身の一つ。
平範家が伏見に創建。源有仁が伏見山荘を寺院にした伏見寺の後身ともいう。応保元年(1161)、北岩倉に移転し翌年、落慶法要をして 建久6年(1195)、尊重寺、太秦・平等寺と合併して出雲寺となったという。毘沙門堂の山号の護法山は伏見護法寺に由来するのかもしれない。
(世界大百科事典、日本歴史地名大系、