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元興寺小塔院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年11月12日 (日)
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+ | 独立寺院となったのは鎌倉時代頃か。弘安10年(1287)、[[西大寺流]]の順忍([[忍性]]の弟子)が住職になっており、以後、[[西大寺]]末になったとみられる。 | ||
+ | 宝徳3年(1451)の大火で焼失か。宝暦年間頃に本堂が建てられたが、寛政3年(1791)8月の暴風で大破した。 | ||
+ | (日本歴史地名大系、東洋文庫感身学正記注) | ||
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2017年11月12日 (日) 時点における最新版
元興寺小塔院(がんごうじ・しょうとういん)は、奈良県奈良市にある真言宗寺院。本尊は虚空蔵菩薩。古代元興寺の小塔堂を起源とする。元興寺関連旧跡。真言律宗西大寺派。現在の正式名称は小塔院。
歴史
『続日本後紀』に承和元年、護命が元興寺小塔院で死去したとあるのが初出か。 『七大寺巡礼私記』には小塔堂には吉祥天と八万四千の小塔を祭り、吉祥堂ともいったという。 独立寺院となったのは鎌倉時代頃か。弘安10年(1287)、西大寺流の順忍(忍性の弟子)が住職になっており、以後、西大寺末になったとみられる。 宝徳3年(1451)の大火で焼失か。宝暦年間頃に本堂が建てられたが、寛政3年(1791)8月の暴風で大破した。 (日本歴史地名大系、東洋文庫感身学正記注)