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六孫王神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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六孫王神社(ろくそんのう・じんじゃ)は、京都府京都市南区にある源氏の祖先神源経基を祀る神社。京都・大通寺が別当だった。
歴史
- 10世紀:貞純親王が邸宅を構える。桃園邸という(桃園邸は定説では上京区にあった邸宅を指す)
- 961年11月4日:源経基死去。埋葬される。子の源満仲が霊廟を建てて父の霊を祀ったという。
- 鎌倉時代初期:京都・大通寺が創建され、六孫王神社の別当となる。
- 1398年7月24日:火災で焼失。足利義満が再建。
- 1702年4月:徳川幕府により再興
- 1707年:御旅所設置。神輿寄進。
- 明治初年:神仏分離
- 1886年:修復
資料
- 「六孫王権現社旧縁起」:『六孫王権現社古縁起』所収。
- 「六孫王権現社新造営記」:『六孫王権現社古縁起』所収。
- 「六孫王権現社縁起」:『神道大系』所収。
- 「六孫王権現社仮遷宮記」:『神道大系』所収。
- 「六孫王権現社正遷宮記」:『神道大系』所収。
- 富岡鉄斎1887「六孫王神社略記」(西尾市岩瀬文庫蔵)
- 氷室銑之助1921「六孫王神社由緒略記」
- 藤沢彰1985「六孫王神社の元禄度造営について」『学術講演梗概集』
- 髙橋昌明2013「六孫王神社は源経基邸を起源とするか」[1]