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六孫王神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年1月15日 (日)

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神橋と中門

六孫王神社(ろくそんのう・じんじゃ)は、京都府京都市南区八条町にある源氏の祖先神源経基を祀る神社。天照皇大御神応神天皇を配祀する。京都・大通寺が別当だった。郷社。六孫王権現。

歴史

源経基墓(『源姓和賀家系図ト其考証要録』)
  • 10世紀:貞純親王(清和天皇皇子)が邸宅を構える。桃園邸という(桃園邸は定説では上京区にあった邸宅を指す)。もともと周辺には源家の京都における拠点となる西八条邸があった。
  • 961年(応和1年)11月4日:源経基死去。埋葬される。
  • 963年(応和3年):子の源満仲が父の霊を祀って六孫王神社を創建(『京都神社誌―祭神縁由祭祀』[1]
  • 1231年(寛喜3年)頃:本覚尼、夫の源実朝の菩提寺として京都・大通寺を創建し、六孫王神社の別当となる。
  • 1398年(応永5年)7月24日:火災で焼失。足利義満が再建。
  • 応仁(1467-1468):兵火で焼失。
  • 長享(1487-1489):後土御門天皇、祈願。
  • 1700年(元禄13年):徳川綱吉、社領100石寄進
  • 1701年(元禄14年)5月:東山天皇、権現号宣命?
  • 1701年(元禄14年)11月18日:東山天皇、正一位宣下。神祇権大副藤波徳忠が参向。22日には壺井権現社にも正一位。多田神社は1696年(元禄9年)に正一位となっている。
  • 1702年(元禄15年)4月:徳川幕府により再興。??
  • 1704年(宝永1年)1月:大通寺の照什、徳川綱吉に謁見して社殿造営と祭礼復興を請願。3回に及ぶ。
  • 1705年(宝永2年)9月11日:社殿造営。宝永祭の始まり。徳川光圀も書状を送る[2]
  • 1707年(宝永4年):御旅所設置。神輿寄進。
  • 1727年(享保12年):社殿修復料300両、遷宮費黄金3枚寄進。(享和丁未年はあやまりか)
  • 1733年(享保18年):修復
  • 1779年(安永8年):修復料300両寄進
  • 1856年(安政3年)4月15日:六孫王権現900年忌(徳川実紀[3]
  • 1867年(慶応3年):修復
  • 明治初年:神仏分離
  • 1873年(明治6年)8月:村社列格。
  • 1881年(明治14年)12月:郷社に昇格。
  • 1886年(明治19年):社殿修復
  • 1907年(明治40年)3月1日:神饌幣帛料供進神社指定
  • 1912年(大正1年):東海道線建設のために大通寺が隣地から転出する。
  • 1933年(昭和8年)6月:境内整備。「誕生水」を元の位置に戻す

一覧

六孫王神社の社殿周辺部(都名所図会)
江戸時代の大通寺境内。六孫王神社が中心にあった。(都名所図会)

(『京都神社誌ー祭神縁由祭祀』[4]ほか)

資料

  • 六孫王神社文書
  • 「六孫王権現社旧縁起」:『六孫王権現社古縁起』所収。
  • 「六孫王権現社新造営記」:『六孫王権現社古縁起』所収。
  • 「六孫王権現社縁起」:『神道大系』所収。
  • 「六孫王権現社仮遷宮記」:『神道大系』所収。
  • 「六孫王権現社正遷宮記」:『神道大系』所収。
  • 『天保雑記』「京六孫王社勧化ニ付伺書」[5]
  • 『安政雑記』「六孫王九百年忌ニ付寄附御触」[6]
  • 『祠曹雑識』「京都六孫王社遍照心院修復御礼」[7]
  • 『祠曹雑識』「多田院ト六孫王社修造」[8]
  • 「神階正一位贈位宣命位記写」[9]
  • 府県郷社明治神社誌料[10]
  • 富岡鉄斎1887「六孫王神社略記」(西尾市岩瀬文庫蔵)
  • 氷室銑之助1921「六孫王神社由緒略記」
  • 藤沢彰1985「六孫王神社の元禄度造営について」『学術講演梗概集』
  • 髙橋昌明2013「六孫王神社は源経基邸を起源とするか」[11]
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%85%AD%E5%AD%AB%E7%8E%8B%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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