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南都・鏡神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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鏡神社は、奈良県奈良市高畑町にある藤原広嗣を祀る御霊信仰の神社。肥前国の鏡神社の分社。祭神は天照皇大神、藤原広嗣公、地主神。新薬師寺の鎮守。
740年、藤原広嗣は玄昉と吉備真備の排除を訴えて蜂起するが征討軍に討たれた。しかしその後、玄昉は勅勘をこうむり九州に左遷され急死。広嗣の怨霊の仕業だと噂された。吉備真備も肥前に左遷されたがこの時、鏡神社として広嗣の御霊を祀ったという。この肥前の鏡神社が玄昉の弟子の報恩によって福智院内に勧請されたのが南都鏡神社の創始という。御神像は天平10年大宰府で広嗣が自ら彫ったもので、受け取った平城京の夫人がこれを奉斎した。新薬師寺の復興の際に鎮守として現在地に遷座。現在地は広嗣の邸宅跡ともいう。
- 永禄年間:春日大社火災のとき、第一殿の御神体が一時避難奉遷されたという。
- 1746年頃:春日大社旧殿を移築して本殿とする
- 本社:鏡神社:
- 別社:赤穂神社:
- 摂社:比売神社:祭神は十市皇女。市寸嶋比売を合祀。比売塚の上に1981年5月9日に鎮座。
- 末社:天神社:祭神は火雷天神(井上内親王の王女)
- 末社:祖霊社:
- 末社:天満宮:赤穂神社内
- 神像石