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善法寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年7月5日 (日)
善法寺(ぜんぽうじ)は、京都府八幡市の石清水八幡宮にある律宗寺院。本尊は八幡大菩薩。石清水別当を世襲した善法寺家(菊大路家)の菩提寺。唐招提寺末で、金剛寺、大乗院、法園寺、寿徳院と共に石清水五律家の一つ。石清水八幡宮関連旧跡・唐招提寺関連旧跡。善法律寺、西の寺ともいう。通称は紅葉寺。山号は男山。
歴史
石清水別当38世・検校27世の善法寺宮清が正嘉年間、東大寺戒壇院中興の円照を開山として私邸を寄進して創建。円照門下の円空を招いた。 現在の本堂は弘安年間に石清水八幡宮の仮殿を移築したものという。江戸時代、朱印地100石を領した。八幡宮降臨会という法会が行われていたが江戸時代には絶えていた。(日本歴史地名大系)