ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
基王墓
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
(版間での差分)
(間の1版分が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
- | + | 奈良県奈良市法蓮佐保山にある'''基王'''(もといおう、727-728)の墓。基王は[[聖武天皇]]皇子。基親王とも。'''那富山墓'''(なほやまのはか)。近くに[[元明天皇陵]]や[[元正天皇陵]]がある。[[東大寺関連旧跡]]。 | |
+ | |||
+ | 『続日本紀』に「葬於那富山」とある。 | ||
+ | 皇室治定の陵墓名には通常は被葬者の人名が使われるが、ここは「那富山墓」とのみ呼ばれている。『続日本紀』に「基王」とあるのは「某王」の誤記だとする説によると思われる。 | ||
+ | 自然石に線刻を施した「那富山墓線刻石」がある。 | ||
[[category:奈良県]] | [[category:奈良県]] |
2020年1月11日 (土) 時点における版
奈良県奈良市法蓮佐保山にある基王(もといおう、727-728)の墓。基王は聖武天皇皇子。基親王とも。那富山墓(なほやまのはか)。近くに元明天皇陵や元正天皇陵がある。東大寺関連旧跡。
『続日本紀』に「葬於那富山」とある。 皇室治定の陵墓名には通常は被葬者の人名が使われるが、ここは「那富山墓」とのみ呼ばれている。『続日本紀』に「基王」とあるのは「某王」の誤記だとする説によると思われる。 自然石に線刻を施した「那富山墓線刻石」がある。