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大中寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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2018年12月23日 (日) 時点における版
大中寺(だいちゅうじ)は、栃木県栃木市大平町西山田にある曹洞宗寺院。関三刹の一つ。1489年(延徳1年)、小山重長を開基、快庵妙慶を開山として創建。継承争いで分かれた栃木市大平町榎本にも同名寺院がある。末寺の江戸触頭として泉岳寺を擁した。江戸三田に宿寺があった。太平山天暁院大中護国禅官寺。
組織
住職
- 1快庵妙慶(1422-1493)<>:龍泰寺の華叟正萼の法嗣。顕聖寺・大中寺の開山。
- 2培芝正税()<>:
- 3圭庵伊白(?-1538)<>:培芝正税の法嗣。
- 4龍州文海()<>:
- 5海庵尖智()<>:海庵泉智。
- 6快叟良慶(?-1578)<>:海庵尖智の法嗣。上杉謙信の叔父。
- 6無学宗〓()<>:榎本に寺を創建。
- 7天嶺呑補(1509-1588)<>:快叟良慶の法嗣。傑岑寺を創建。
- 8白庵秀関(1546-1621)<>:白庵宗関とも。
- 9朴堂宗淳(?-1605)<>:白庵秀関の法嗣。僧録となる。柏堂宗淳とも。
- 10韓嶺良雄(?-1615)<>:朴堂宗淳の弟子。
- 11建室宗寅(生没年不詳)<>:韓嶺良雄の法嗣。
- 門庵宗関(1546-1621)<>:泉岳寺、豪徳寺、江戸・長谷寺の開山。
- 天南松薫(1573-1640)<>:可睡斎の鳳山等膳の下で出家。門庵宗関の法嗣。徳川家康と鳳山等膳の縁から大中寺に入り僧録となる。
(日本歴史地名大系ほか)