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大倉坂本神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年9月21日 (月)
坂本神社(さかもと・じんじゃ)は新潟県南魚沼市大倉(越後国魚沼郡)の八海山麓にある神社。官社論社。木曽御嶽信仰。 大倉集落の鎮守。式内「坂本神社」の論社。祭神は「瓊々杵尊、大山祇命、木花咲耶姫尊」であり、他に「日本武尊、大己貴神」を祀る(宮家1981)。通称は八海神社。「八海山神」を祀るという。山上御室にある宮殿を本社とする。(参考:同名神社坂本神社)
歴史
かつては里宮には鳥居のみがあった。やがて石祠が建立され、1873年(明治6年)7月に再建された。1930年(昭和5年)に現在の社殿が造営された。三条市を中心とする中越地方や東京宇都宮などの関東地方に信者を持つ。社家は上村家。八海山の社家では最も古い家系とされる。不動明王を祀った水行場がある。50基ほどの霊神碑がある。(鈴木1978、宮家1981、松本1979)
参考文献
- 八海山#参考文献を参照。
- 木曽御嶽信仰#参考文献を参照。