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姉埼神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年6月2日 (日)
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- | '''姉埼神社''' | + | '''姉埼神社'''(あねさき・じんじゃ)は千葉県市原市姉崎(上総国海上郡)にある[[風神信仰]]の神社。主祭神は[[志那斗弁命]]で相殿に[[天児屋根命]]・[[日本武尊]]・[[忍立化多比命]]などを祀る(『日本歴史地名大系』)。 |
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2019年6月2日 (日) 時点における最新版
姉埼神社(あねさき・じんじゃ)は千葉県市原市姉崎(上総国海上郡)にある風神信仰の神社。主祭神は志那斗弁命で相殿に天児屋根命・日本武尊・忍立化多比命などを祀る(『日本歴史地名大系』)。 官社。県社。姉崎神社。
歴史
日本武尊が東征の際、風神を祀ったのが起源という。景行天皇が参拝した時に日本武尊を合祀したという。 上海上国造が祀った神とも考えられている。周辺には古墳群がある。
『三代実録』によると、877年に「姉前神」に正五位下。884年、正五位上となる。
940年、平将門の乱の平定祈願として朱雀天皇から剣が奉納された。 源頼朝が参詣。 中世、飯香岡八幡宮の祭礼の費用を負担していた。
1597年、結城秀康が社殿造営。 1618年、社領36石寄進。 島穴神社を夫神ともいう。 (『日本歴史地名大系』『国史大辞典』)