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官社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
官社
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'''官社'''とは、古代朝廷による国家祭祀の対象となった[[神社]]のこと。 これらの神社は、一般に'''式内社'''の呼称で知られているが、延喜式前後にも変遷はあったのであり、既に江戸時代に[[伴信友]]が主張したように官社と呼ぶのが適切と考えられる。 [[山科神社]]や[[大原野神社]]のように?延喜式以後に官社になった神社もあるらしい? == 年譜 == *崇神天皇7年11月:天社・国社を定め、神地神戸を定めたという(日本書紀)。古事記にも崇神天皇の代に「天神地祇之社」を定めたとある。 *天武天皇10年1月:天社地社を修理したという。 *大宝年間:「神祇之簿」を作成(古語拾遺) *702年7/8:山背国乙訓郡の火雷神を祈年祭と月次祭の対象とする。官社の確実な初見。 *706年2月:19社が祈年祭の幣帛の例に入り「其神名具神祇官記」とある。 *710年:大宝律令。大中小社を定めた。大社は伊勢神宮と八幡宮、中社は賀茂住吉など。その他は小社。(法曹至要抄) *天平年間:「神帳」を勘造したという(古語拾遺) *737年:官社が全国に行き渡ったという。 *772年8/6:「官社」の語の初見。 *798年:国幣が始まる(類聚国史) *927年:延喜式編纂。3132座。6861所。 [[Category:系譜記事]]
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