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実勝寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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北京遷都前の最大の寺院で、清朝の仏教建築、仏教美術の濫觴とされる。 | 北京遷都前の最大の寺院で、清朝の仏教建築、仏教美術の濫觴とされる。 | ||
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2014年8月24日 (日) 時点における版
チベット仏教寺院。瀋陽に現存。清朝初期の1638年に当時首都だった盛京(瀋陽)に、パスパが作ったとされる大黒天を祀るために建てられた。清朝皇室とゆかりが深く、皇寺と呼ばれる。モンゴル地方におけるレガリアであった元朝由来の仏像を祀ることで、元朝を継承する清朝という立場の正統性を高め、モンゴル支配の強化を図った。 北京遷都前の最大の寺院で、清朝の仏教建築、仏教美術の濫觴とされる。 大黒天像は辛亥革命によって失われたという。