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宮中三殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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2015年4月20日 (月) 時点における版
宮中三殿 きゅうちゅう さんでん | |
概要 | 近代天皇祭祀の中枢となる神殿。賢所、皇霊殿、神殿から構成されている。 |
所在地 | 東京都千代田区千代田 |
社格など | 神殿:式内社 |
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宮中三殿は、東京都千代田区の皇居にある宮中祭祀の根幹となっている神殿である。天皇のレガリアである八咫の鏡を神体として祀る賢所、神祇官神殿を継承する神殿、歴代天皇皇族の霊を祀る皇霊殿から構成される。
中国では、周礼に「左祖右社」とあり、左(向かって右)に皇帝の祖先を祀る宗廟、右に土地神と穀物神を祀る社稷壇を設けてきたが、宮中三殿では、左に神殿、右に皇霊殿があり、左右が逆に配置されているとも言える。