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富田護国神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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'''富田護国神社'''は山口県周南市富田にある[[招魂社]]。[[官祭招魂社]]。[[指定外護国神社]]。永源山招魂場、富田招魂社、永源神社。山崎八幡宮の裏山にある。[[楠木正成]]を祀ることが特徴。招魂場がある。
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'''富田護国神社'''は山口県周南市富田(周防国都濃郡)にある[[招魂社]]。[[官祭招魂社]]。[[指定外護国神社]]。永源山招魂場、富田招魂社、永源神社、新南陽護国神社。山崎八幡宮の裏山にある。[[楠木正成]]を祀ることが特徴。招魂場がある。
==歴史==
==歴史==
*1869年(明治2年):栄源山の山頂に開設。山崎隊の招魂社。
*1869年(明治2年):栄源山の山頂に開設。山崎隊の招魂社。
*1875年(明治8年)6月:官祭招魂社に指定(1959山口県文化史[https://dl.ndl.go.jp/pid/2992404/1/79])。
*1875年(明治8年)6月:官祭招魂社に指定(1959山口県文化史[https://dl.ndl.go.jp/pid/2992404/1/79])。
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*1915年(大正4年)10月:「永源山招魂場碑」建立(碑銘)。
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*1917年(大正6年)5月11日:戊辰戦争50年祭斎行(記念碑銘)。
*昭和前期:海軍用地設定のため山腹の現在地に移転再建
*昭和前期:海軍用地設定のため山腹の現在地に移転再建
*1939年(昭和14年):護国神社制度施行により富田護国神社と改称。
*1939年(昭和14年):護国神社制度施行により富田護国神社と改称。
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*1968年(昭和43年)11月1日:明治維新100年祭斎行(記念碑銘)。
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*1995年(平成7年)5月¹日:「尽忠報国碑」建立(碑銘)。
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==祭神==
==祭神==
官祭祭神。山口県風土誌[https://dl.ndl.go.jp/pid/9573770/1/30]。
官祭祭神。山口県風土誌[https://dl.ndl.go.jp/pid/9573770/1/30]。
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*14:宮本惣十郎
*14:宮本惣十郎
*15:先山倫之允:山口藩。
*15:先山倫之允:山口藩。
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==招魂場==
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*神霊碑は破損も含めて35基ある。
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*「~神霊」と「~之墓」の2種類がある。左側(向かって右側)には戦死場所日など、反対側には享年を記す(例外あり)。裏側はなし。
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==資料==
==資料==

2023年8月20日 (日) 時点における版

富田護国神社は山口県周南市富田(周防国都濃郡)にある招魂社官祭招魂社指定外護国神社。永源山招魂場、富田招魂社、永源神社、新南陽護国神社。山崎八幡宮の裏山にある。楠木正成を祀ることが特徴。招魂場がある。

目次

歴史

  • 1869年(明治2年):栄源山の山頂に開設。山崎隊の招魂社。
  • 1875年(明治8年)6月:官祭招魂社に指定(1959山口県文化史[1])。
  • 1915年(大正4年)10月:「永源山招魂場碑」建立(碑銘)。
  • 1917年(大正6年)5月11日:戊辰戦争50年祭斎行(記念碑銘)。
  • 昭和前期:海軍用地設定のため山腹の現在地に移転再建
  • 1939年(昭和14年):護国神社制度施行により富田護国神社と改称。
  • 1968年(昭和43年)11月1日:明治維新100年祭斎行(記念碑銘)。
  • 1995年(平成7年)5月¹日:「尽忠報国碑」建立(碑銘)。

祭神

官祭祭神。山口県風土誌[2]。 楠木正成は私祭祭神か。徳山藩士。

  • 01:福島男也
  • 02:林与
  • 03:宇田新三郎
  • 04:島田卓熊
  • 05:古志義人
  • 06:佐伯三保三
  • 07:池田満之進
  • 08:戸倉太一郎
  • 09:秋元喜一郎
  • 10:瀬来道次郎
  • 11:中村寛三郎
  • 12:藤川駒之丞
  • 13:権吉
  • 14:宮本惣十郎
  • 15:先山倫之允:山口藩。

招魂場

  • 神霊碑は破損も含めて35基ある。
  • 「~神霊」と「~之墓」の2種類がある。左側(向かって右側)には戦死場所日など、反対側には享年を記す(例外あり)。裏側はなし。


資料

  • 津田勉2009「県内二十二の官祭招魂社」『山口県神道史研究』21
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%AF%8C%E7%94%B0%E8%AD%B7%E5%9B%BD%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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