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寿徳院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年9月22日 (金) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
寿徳院(じゅとくいん)は、京都府八幡市の石清水八幡宮にあった律宗寺院。本尊は阿弥陀如来。廃絶。唐招提寺末で、善法寺、金剛寺、大乗院、法園寺、寿徳院と共に石清水五律家の一つ。石清水八幡宮関連旧跡・唐招提寺関連旧跡。山号は雄徳山。
歴史
創建不詳。実海の創建ともいう。男山中腹市殿坂の南にあった。昭珍の中興。天保年間、憲淳が北小路に移す。慶長5年(1600)に朱印地40石を得ている。昭和9年(1934)、台風で伽藍と本尊が破損。本尊は善法寺に遷された。寺籍(法人格)のみ残る。(日本歴史地名大系ほか)