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岳飛旧跡
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年6月4日 (木)
岳飛(がくひ)(1103-1142)は南宋建国期の武将。金軍との和平を主張する文官の策で、謀反の疑いで獄死した。救国の英雄として神格化された。。 岳飛廟・岳王廟に祀られる。関羽と合祀した場合は関岳廟と呼ばれる。
略歴
貧しい農家の出身で、金軍の侵攻に際して義勇軍に参加し、頭角を見せた。宣撫使に異例の出世を遂げ、一大軍閥を築く。 皇帝高宗や宰相秦檜は和平の方針を固めたが、岳飛は戦闘継続を主張。
1141年、将軍職に任命され、実戦部隊から切り離され、都に呼び戻された。 謀反の疑いで投獄され没した。39歳。
1178年、金国との緊張が高まると岳飛の存在が想起され、「武穆」の諡号を追贈。
1204年、鄂王に追封された。
一覧
- 台南・岳王廟:台湾台南市。
- 碧霞宮:台湾宜蘭県宜蘭市。