ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
島穴神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年6月2日 (日)
島穴神社(しまあな・じんじゃ)は千葉県市原市島野(上総国海上郡)にある風神信仰の神社。主祭神は志那都比古尊で、相殿に日本武尊・倭比売尊を祀る(『日本歴史地名大系』)。官社。県社。
歴史
日本武尊が東征の時、風神を祀ったのが起源で、景行天皇の参拝のとき、日本武尊らを合祀した。この由緒は姉埼神社に類似する。 『三代実録』によると877年に「島穴神」に正五位下。940年、平将門の乱の平定祈願。1180年、源頼朝が36石を寄進。 中世、飯香岡八幡宮の祭礼の費用を負担していた。
天正年間、兵火で焼失。1621年、村で社殿造営1823年、松平定信が参詣。 姉埼神社を妃神とした。 1879年(明治12年)10月県社(神道史大辞典)。 (『日本歴史地名大系』)