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常栄寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | ''' | + | '''常栄寺'''(じょうえいじ)は、山口県山口市にある[[豊栄神社|毛利元就]]の嫡子'''毛利隆元'''の菩提寺となった[[臨済宗]]寺院。[[臨済宗東福寺派]]。'''香山常栄寺'''。 |
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- | + | 本尊は[[観音信仰|千手千眼観音]]。毛利元就が、変死した毛利隆元の菩提寺として安芸吉田郡山城内に、竺雲恵心([[東福寺]]第213世。仏智大昭国師)を招いて創建。現在も吉田郡山城跡には常栄寺跡地や[[毛利家吉田郡山城跡墓地|毛利隆元の墓地]]がある。 | |
- | 1564年(永禄7年) | + | 1564年(永禄7年)、[[毛利家]]が山口に移転すると、付き従って移転し、山口にあった大内氏菩提寺の[[国清寺]]に合併した。幕末、藩庁の山口移転に伴い、[[洞春寺]]が山口に移転してくると、寺地を洞春寺に明け渡して、[[妙寿寺]]の地に移転した。妙寿寺は廃絶となった。現在地である妙寿寺旧地は、元は妙喜寺という大内氏の寺院だった。その妙喜寺時代には雪舟が訪れて、庭園を築造している |
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1926年(昭和1年)、火災により本堂、庫裏、書院、雪舟堂を焼失。のち再建した。毘沙門堂がある。 | 1926年(昭和1年)、火災により本堂、庫裏、書院、雪舟堂を焼失。のち再建した。毘沙門堂がある。 | ||
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2016年3月9日 (水) 時点における版
常栄寺(じょうえいじ)は、山口県山口市にある毛利元就の嫡子毛利隆元の菩提寺となった臨済宗寺院。臨済宗東福寺派。香山常栄寺。
本尊は千手千眼観音。毛利元就が、変死した毛利隆元の菩提寺として安芸吉田郡山城内に、竺雲恵心(東福寺第213世。仏智大昭国師)を招いて創建。現在も吉田郡山城跡には常栄寺跡地や毛利隆元の墓地がある。
1564年(永禄7年)、毛利家が山口に移転すると、付き従って移転し、山口にあった大内氏菩提寺の国清寺に合併した。幕末、藩庁の山口移転に伴い、洞春寺が山口に移転してくると、寺地を洞春寺に明け渡して、妙寿寺の地に移転した。妙寿寺は廃絶となった。現在地である妙寿寺旧地は、元は妙喜寺という大内氏の寺院だった。その妙喜寺時代には雪舟が訪れて、庭園を築造している 1926年(昭和1年)、火災により本堂、庫裏、書院、雪舟堂を焼失。のち再建した。毘沙門堂がある。