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常陸向山・常福寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2022年1月11日 (火) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
常福寺は茨城県那珂市額田南郷にあった浄土宗の旧檀林寺院。現在の那珂市立第二中学校の地。瓜連常福寺はここにあった。
水戸で没した徳川家康五男の武田信吉の菩提寺として、慶長8年その院号を取って浄鑑院を現在の水戸市天王町に創建。 寺領100石。1677年、向山に移転。瓜連常福寺をまるごと浄鑑院に移して常照山浄鑑院常福寺と称したらしい。徳川斉昭の梵鐘拠出に反対して檀林常福寺は瓜連に戻された。幕末の兵乱で焼失し、廃絶した。 (『日本歴史地名大系』ほか)