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御嶽教木曽大教殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2016年4月17日 (日)
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大本庁を東京大空襲で焼失した御嶽教としては、ただちに教団の統合の中心となる神殿を造営する必要を認識した。資材不足により建築制限が行われている中、新開村の出雲大社教の教会神殿を買い受けて移築することで神殿造営をすすめることとなった。1948年(昭和23年)竣工して、7月24日午前0時に遷座祭が執行された。同日10時より御遷座記念祭が行われた。 | 大本庁を東京大空襲で焼失した御嶽教としては、ただちに教団の統合の中心となる神殿を造営する必要を認識した。資材不足により建築制限が行われている中、新開村の出雲大社教の教会神殿を買い受けて移築することで神殿造営をすすめることとなった。1948年(昭和23年)竣工して、7月24日午前0時に遷座祭が執行された。同日10時より御遷座記念祭が行われた。 | ||
2016年4月17日 (日) 時点における最新版
木曽大教殿 きそ だいきょうでん | |
概要 | 御嶽教の木曽における拠点。 |
奉斎 | |
所在地 | 長野県木曽郡木曽町福島新万郡2325 |
所属(現在) | 御嶽教 |
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目次 |
概要
木曽大教殿は、長野県木曽郡木曽町の木曽福島にあった御嶽教の神殿。同教団の木曽における拠点だったが、御嶽山木曽本宮に遷座、移転した。
1939年(昭和14年)、町より現在地の土地を買い取り、石垣の造営を始また。しかし、戦時期になって当局の命令を受けて造営中止となる。戦後、木曽御嶽本教が設立されると御嶽教内に動揺が走った。
大本庁を東京大空襲で焼失した御嶽教としては、ただちに教団の統合の中心となる神殿を造営する必要を認識した。資材不足により建築制限が行われている中、新開村の出雲大社教の教会神殿を買い受けて移築することで神殿造営をすすめることとなった。1948年(昭和23年)竣工して、7月24日午前0時に遷座祭が執行された。同日10時より御遷座記念祭が行われた。
また廃業旅館を移築して、教務所とした。
1952年(昭和27年)7月24日、大霊殿を建立。
画像
参考文献
- 木曽御嶽信仰#参考文献を参照。
脚注