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摂津・野見神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年1月3日 (月)
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- | '''野見神社''' | + | '''野見神社'''(のみ・じんじゃ)は、大阪府高槻市野見町(摂津国島上郡)の高槻城跡にある、[[野見氏]]ゆかりの[[牛頭天王信仰]]の神社。祭神は[[素盞嗚命]]・[[野見宿禰]]。高槻城内の鎮守。 |
- | + | 平安時代、宇多天皇の時代に牛頭天王を久米路山(高槻城一帯)に祀ったのが始まりという。天王社と呼ばれた。高槻城が築城されると、城内に取り込まれた。 | |
+ | [[キリシタン]]大名の[[高山右近]]によって破壊されるが永井直清が復興した。1682年、現在の本殿を造営した。 | ||
+ | 明治初年、野見宿禰を合祀して野見神社と改称した。 | ||
+ | 明治4年、高槻県時代に[[県社]]とされたが、翌年11月改めて郷社となる(『大阪府誌』『大阪府全志』)。おそらく制度を把握してなかった高槻県が独断で決めたが、政府によって取り消されたのではないか。 | ||
+ | 境内に[[永井神社]]がある。 | ||
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2022年1月3日 (月) 時点における最新版
野見神社(のみ・じんじゃ)は、大阪府高槻市野見町(摂津国島上郡)の高槻城跡にある、野見氏ゆかりの牛頭天王信仰の神社。祭神は素盞嗚命・野見宿禰。高槻城内の鎮守。
平安時代、宇多天皇の時代に牛頭天王を久米路山(高槻城一帯)に祀ったのが始まりという。天王社と呼ばれた。高槻城が築城されると、城内に取り込まれた。 キリシタン大名の高山右近によって破壊されるが永井直清が復興した。1682年、現在の本殿を造営した。 明治初年、野見宿禰を合祀して野見神社と改称した。
明治4年、高槻県時代に県社とされたが、翌年11月改めて郷社となる(『大阪府誌』『大阪府全志』)。おそらく制度を把握してなかった高槻県が独断で決めたが、政府によって取り消されたのではないか。 境内に永井神社がある。